「少年革命家」と名乗る小学生YouTuberゆたぼんさんの父親である中村幸也さん。
何かとネットニュースで見かけるほど、世間からの注目度も高いようです。
今回は、そんな中村幸也さんについて、迫っていきたいと思います。
目次
プロフィール
- 本名:中村 幸也
- 別名:ゆたぼんパパ
- 生年月日:1980年3月22日
- 出身地:大阪府茨城市
- 職業:活動家 著述家
- 活動期間:2010年〜
- 著書:「あきらめる勇気」
2015年に出版した著書「あきらめる勇気」は第7回「日本タイトルだけ大賞」にノミネートされました。
中学生で暴走族に入る
中学生時代はかなりのヤンチャだったという中村幸也さん。
自身の著書が出版されているハート出版の公式プロフィールには、「中学時代に盗んだバイクでグラウンドを走り回り、タバコを吸いながら廊下を堂々と歩いていた」と書かれています。
中学卒業後は暴走族に入り、副族長をつとめ暴れ回っていたようです。
ヤンキードラマを地でいく中学時代を過ごしていたのですね。
「盗んだバイク」ときいて頭から歌が離れません。
中学時代から犯罪に手を染める
中村幸也さんは自身の著書で犯罪歴があることについて語っています。
暴走族に入っていた間に、様々な犯罪に手を染めていたそう。
- 恐喝
- 窃盗
- 障害
- 暴走、喧嘩
- 麻薬、覚醒剤
犯罪歴の数々は、出版社ハート出版のプロフィールにも書かれていますが、ここまで堂々と公にするのも珍しいと感じます。
現在の職業は実業家
2010年から心理学を学び、自称心理カウンセラーとして活動されていました。
現在は主に、息子・ゆたぼんさんのYouTubeのカメラマンやキャスティング、構成といったマネジメントを行なっているようです。
また、ゆたぼんさんと一緒に地方の講演会なども行なっています。
実は「臨床心理士」や「公認心理士」の資格がなくても、様々ある団体が独自に行なっている講座を受けるだけでも心理カウンセラーと名乗ることができるとのこと。
心理カウンセラーと名乗ることに、世間からは疑問の声が上がっていましたが、現在では活動は行なっていないようです。
仕事が続かないクズ時代の転機
中学時代から犯罪に手を染めていたという中村幸也さん。
ではどうやって現在のように実業家としての道に進めたのでしょうか。
中村幸也さんの転機について見ていきます。
20回以上の転職
中村幸也さんは中学卒業後、高校へは進学せず、就職の道へ進んだそうです。
ハート出版のプロフィールによると、仕事を3ヶ月で辞めたのち20回以上もの転職を繰り返していたと言います。
15、16歳でヤンチャしていた頃ならば、社会で馴染むのは難しかったのかもしれません。
窮地を救ったのは実母
中村幸也さんが15歳の時、シ●ナーと無免許運転の現行犯で逮捕歴があるようです。
当時、母親が迎えにきてくれたそうで、申し訳なさでいっぱいだったと話されています。
母に恩返しいたしという気持ちから、地元から離れ新たな道を進もうと決意したと言います。
やはり、子供の踏み外した道を戻してくれるのは親しかいないということでしょう。
大学入学資格検定合格
逮捕された一件後、うつ病になり地元を離れて働き始めたとのこと。
家族や友人すべてと連絡を絶ち、生まれて初めてただガムシャラに働いたと言います。
その後、独学で勉強し、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格しました。
さらには今後を見据えてパソコンのスキルを磨き、営業の仕事もしていたそうです。
この頃の学ぶ意欲が今につながっていたのですね。
衆議院選出馬
2021年5月に衆議院選への出馬を表明した中村幸也さん。
一体どのような経緯で出馬を決めたのでしょうか。
衆議院出馬のキッカケ
出馬のきっかけは、「古い政党から国民を守る党(元N国党)」通称「古い党」の党首を務める立花孝志さん。
立花孝志さんは以前からゆたぼんの誕生日パーティーに参加するなど、中村幸也さんと交流があったそうです。
かねてから立花孝志さんが中村幸也さんを誘っており、今回中村幸也さんが承諾したということのようです。
選挙に立候補した理由
出典:https://www.okinawatimes.co.jp/
立候補した理由は「多様な学びの場を実現するため」という。
争点は、子育て、教育、貧困問題を掲げており、「学校以外での多様な学び方を認め、学校に行かない選択をした子どもたちが学べる環境を整えていくことが大切」と語っています。
多少、強引に中村幸也さんの「不登校肯定」の主張をしているように思えます。
私見では、学校に行きたくても行けない子供への対応が欲しいところです。
衆院選は落選
ブログでは選挙の落選と応援してくれた方への感謝の気持ちを伝え、「人生ってホントに壮大な遊び場だなと感じる。ただ一度きりの人生楽しまないともったいないし、挑戦しないとオモシロくない。」と語っています。
結果に関わらず、選挙に出馬したのは知名度を上げるためとした批判の声も多い。
残念ながら、ブログの内容を見る限り、遊びだっとの?と思わずにはいられないですよね。
長女との確執
中村幸也さんには、一男四女の子供がいます。
長女は、YouTuberゆたぼんさんの姉にあたる中村あいりさん。
中村幸也さんのインスタグラムには家族写真として4人の子供が登場しますが、長女との関係はどうなのでしょうか。
長女以外の家族と沖縄移住
中村幸也さんのブログには大阪から沖縄に移住したことを投稿しています。
ブログでは「長女以外の家族6人で移住しました」とのこと。
長女・中村あいりさんは移住が決まった後、行きたくないと一人家を出たそうです。
「長女以外の子供たちは納得してくれた」という長女を除外するような発言が見られ、世間では思い通りにいかなかったとイラついているように見えるとの意見もあります。
子供を利用しているとした批判も多かったようです。
元々は長女を中心のYouTubeだった
中村あいりさんはゆたぼんさんがYouTubeを始める以前からYouTubeを行なっており、歌や芸能人とのコラボを投稿していました。
当時はまだ家族で暮らしており、YouTubeを始めた理由は家計を支えるためだったそう。
沖縄への移住について投稿したブログでは、長女に対して「予定していたクラウドファンディングを中止」と語っています。
昨年、ゆたぼんさんがクラウドファンディングで日本一周を行なっていたため、当初は長女がこの企画を行う予定だったのではとの見方が広がりました。
中村あいりさん自身は現在、「インフィニティ」というYouTubeを公開されており、ゆたぼんさんの動画に出演するなど一緒に活動することもあるようです。
長女に対して批判的コメント
中村幸也さんのブログ内では、「わがままで贅沢な長女」や「長女が途中で投げ出したため、計画は白紙に戻った」というような長女を批判しているとも取れる内容が見られています。
そのため世間では親としてどうなのかと問う批判も多いようです。
中村あいりさんは現在もインスタグラムを更新しており、路上ライブを行なっている様子やキャバクラで働いていることを投稿し、自立して夢を追っている様子が伺えます。
中村幸也さんや中村あいりさんは家族間での問題はないとしていますが、公の場で発信している以上、長女のせいと言った内容の言葉に疑問を持たれるのは当然といえます。
子育て理念がネット上レス論争に発展
中村幸也さんと芸能人との子育て、教育論争がたびたびメディアで報じられています。
ではどのような論争が繰り広げられているのか見ていきます。
相手は有名実業家
事の始まりは、YouTuberのゆたぼんさんが中学への進学をしないとの発言に対して、実業家のひろゆきさんが「子供に教育を受けさせる義務を放棄している親には罰則が必要」と投稿したことです。
この発言に中村幸也さんが反論し、二人の議論が話題となりました。
現代メディアによると、ひろゆきさんは一定の量と質が担保されている学校教育を受けるか、同等の量と質を保証できる条件でホームスクールを実施すべきと主張。
一方、中村幸也さんは学校教育を基準とする義務教育観と親がみずから義務教育を提供するうえで学歴が不可欠な条件ではないと返答。
論争はしばらく続けられましたが、ひろゆきさんの主張は教育の質、中村幸也さんの返答は義務教育が必要か否かという点であり、最初の受け答えの時点でお二人の論争は平行線のように思えます。
終息したハズの論争再燃
YouTuberゆたぼんさんの「中学校には登校しない」発言を受けた中村幸也さんとひろゆきさんとの論争は終息したように思えましたが、ゆたぼんさんの「ひろゆき逃げるな!裁判所いけ」という発言が再び火種となりました。
ゆたぼんさんはひろゆきさんが2ちゃんねるの投稿をめぐる民事裁判での損害賠償を支払っていないことを指摘。
この発言を受け、ひろゆきさんは中村幸也さんの過去の犯罪歴をあげて「刑務所へ行け」と反論し、再びネット上で注目を浴びました。
なんとも売り言葉に買い言葉のような言い合いですが、ひろゆきさんの反論の根本にはゆたぼんと同じように教育を受けない子供が増えていくことを懸念してのことのようです。
メンタリストにも論破された
メンタリストDaiGoさんは、2019年にゆたぼんさんの「中学へは登校しない」発言に対するひろゆきさんとのやりとりに反応しました。
DaiGoさんはTwitterで、「学校教育の大きなメリットの一つは【同世代との人間関係】と言われている。学校に行くことによって子供のIQが上がることが分かっている。科学的には行った方がいい。」と発言。
しかし、2021年にDaiGoさんがホームレスの命を軽視したとして炎上した際に、ゆたぼんさんは「俺は学校に行ってないけど、そんなふうに人の命を軽く見たりはせえへんで。勉強して大学行って何を学んだんや」と、DaiGoさんの過去の発言に苦言。
DaiGoさんはこの一件後、ゆたぼんさんについてはすごいと認めつつも、父親の中村幸也さんについては否定的のようです。
自身のYouTubeライブ配信では、「子どもが話題になったのを上手に使って、SNSでイキってるのは残念。あんなみっともない大人でいたくないと思っちゃう」と非難。
また、「義務教育の間だけ成り立つ“煽りビジネス”」と指摘しています。
世間の声
まとめ
ここまで、中村幸也さんの荒れ狂っていた過去と実業家としての現在について迫ってきました。
以下にまとめてみましょう。
- 中村幸也さんは中学卒業後、暴走族に入った
- 中学時代には恐喝、窃盗など犯罪に手を染めていた
- 犯罪から足を洗ったのは母の助けがあったから
- 現在は心理カウンセラーと名乗っているが、カウンセラーとしての仕事はしておらず、YouTubeや講演を行う実業家として活動している
- 衆院選に立候補したが、落選
- 5人の子供と7人家族だが、長女は自立して別に暮らしている
- ネット上ではたびたび有名人からの批判コメントがあり、論争に発展
いかがだったでしょうか。
何かと行動を起こすたびに注目が集まる中村幸也さん。
独自の教育論を展開されていますが、教育については人それぞれ様々な味方があると思うので論争に発展することも頷けます。
しかし、子供がYouTubeで大人のコメントに反論し、批判を受け、世間から締め出される現状を考えてほしいものです。