Web系エンジニアとして有名な、勝又健太さん。
勝又健太さんはご自身のことを「エンジニア系 YouTuber 」「雑食系エンジニア 」と呼んでいます。
YouTuberとしては「KENTA/雑食系エンジニアTV」というチャンネルを持っており、その登録者数は約5万人を超えています。
また、フォロワー数が約3万人いるご自身のTwitterでは、ビジネスにおけるアドバイスや生きていくうえで必要な考え方について頻繁につぶやかれているのです。
そんな勝又健太さんは、現在に至るまで様々な会社に勤めていたことをご存知ですか?
これまでの経験の積み重ねが、現在の「雑食系エンジニア」に繋がったのです。
そこで今回は、勝又健太さんの経歴について時系列でまとめてみました。
最後までぜひご覧ください。
勝又健太のプロフィール
まず初めに、勝又健太さんのプロフィールについて見ていきましょう。
結果、生年月日や出身地などの基本情報は見当たりませんでした。
唯一分かっていることは下記のとおりです。
- 出身校:早稲田大学政治経済学部経済学科
- 趣味:ダンス、筋トレ
この情報は、勝又健太さんが主宰しているオンラインサロン「雑食系エンジニアサロン」のサイトに記載されていました。
このサイトだけでなく公式Twitterやブログにも、勝又健太さんの基本情報はありません。
勝又健太さんは、主に職務経歴を載せていることから、仕事での経験を通してご自身の人物像を表していると考えられます。
経歴を時系列でまとめてみた
ここからは、勝又健太さんのこれまでの経歴を時系列でご紹介していきます。
一体どんな仕事をしてきたのでしょうか?
世界最大級のビジネス特化型SNS「LinkedIn」に登録されている情報を基に調べてみました。
【2009年1月~8月:サイナー株式会社】の時代
2009年1月~同年8月までの約8か月間、勝又健太さんはエンジニアとして「サイナー株式会社」に勤務していました。
主に担当した業務内容は以下の通りです。
- Google Maps APIを使用した街情報Webサイトの開発や、旅行会社用の旅先情報Webサイトの開発
- DirectShowを使用した動画キャプチャソフトの開発
- 携帯用mixiアプリの開発
なんだか難しそうなことをしていたのね。エンジニアって感じだわ!
[/word_balloon]ほんとだよね。APIって何だろう?
[/word_balloon]1つ目の「Google Maps API 」とは、Google Mapを使用する際に便利な機能を自社のサイトに活用できるように作成するために必要なものとなります。
例えば、ストリートビューやルート表示、目的地の情報表示など、現在では当たり前のように表示される機能です。
2009年といえば、今からちょうど13年前。
現在では当たり前のように使われている機能ですが、当時を思い出すとこれらの機能はとても画期的ですよね。
また、2つ目の「DirectShow」について、wikiによると以下のように説明されています。
DirectShowは、マイクロソフトによるメディアファイルまたはストリームに対する様々な操作を行うマルチメディアフレームワークとAPIであり、Video for Windowsの後継となっている。(中略)フィルターベースでアプリケーションユーザーまたはソフトウェアプログラマーの要求に応じてメディアの再生・記録などの操作を行えるようになっている。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/DirectShow
エンジニア系に強い方でないとあまり理解できない内容ですね。
勝又健太さんは、普段私たちが使用している便利な機能の開発に取り組まれていたことが分かりました。
【2009年8月~2010年8月:株式会社アクセル】の時代
わずか8か月でサイナー株式会社を退職した後、勝又健太さんは株式会社アクセルに入社しています。
主な業務内容は以下の通りです。
- 建築設計会社のホームページ作成
- 保育士求人サイトの機能追加
- 自転車SNSサイトの機能追加
同じエンジニアでも、前職とは異なった分野に挑戦されたんだね!
[/word_balloon]エンジニアとしてステップアップしている感じがするなぁ!
[/word_balloon]勝又健太さんは、株式会社アクセルに約1年間在籍していたようです。
ホームページや各種サイトに携わる業務を通して、エンジニアとしての経験幅が広がったことは間違いないでしょう。
【2010年9月~2012年11月:個人事業主】の時代
2010年9月より、勝又健太さんは個人事業主となりました。
調べたところ、勝又健太さんは「ポリグロット・ソフトウェア」という会社名を出していますが、現在は存在していないようです。
個人事業主なので、恐らく勝又健太さんが設立した会社だと考えられますが、当時の具体的な従業員数や資本金などの情報が見当たりません。
ここで主に携わっていた仕事内容については、下記のように書かれていました。
- iOSアプリ、Androidアプリの開発
- スマホアプリやWebサービスの開発関連
- mixiアプリをGREEやAmebaモバイルに移植する作業
勝又健太さんは、エンジニアとして必要とされ、且つ時代のニーズに合ったことに取り組んでいたことが分かります。
【2012年12月~2014年6月:GREE株式会社】の時代
一度は個人事業主になったものの、2012年12月からはGREE株式会社に転職していました。
この点から、ポリグロット・ソフトウェアは会社として成り立たなくなったのではと推測できます。
勝又健太さんは、なぜGREE株式会社に入ったのでしょうか?
個人事業主の時代に「mixiアプリをGREEやAmebaモバイルに移植する作業」をしていた点から、GREE株式会社とは入社前から関わりがあったことが分かります。
ここで担当していた主な事業内容は以下の通りです。
- 社内の翻訳ワークフローを支援するツールの改修
- 技術支援チームに入り、社内のツールやWebシステムを開発
- ブラウザ系ソーシャルゲームの開発
このように、勝又健太さんは多岐にわたった業務を任され、エンジニアとしてますます成長していったことが読み取れます。
【2014年7月~現在:株式会社ポリグロット】の時代
GREE株式会社を退職後、勝又健太さんは再び個人事業主としてのスタートを切りました。
会社名は、「株式会社ポリグロット」。
この会社のホームページによると、設立年は2019年7月1日となっています。
また、勝又健太さんが提供しているサービスは主に2つあります。
1つ目は、エンジニア向け情報発信。
最初に少しお話ししましたが、勝又健太さんはYouTubeチャンネルを持っています。
このチャンネルで発信していることが、正にエンジニア向けの内容となっており、Web系エンジニアのキャリア戦略を伝えるための業務となっているのです。
2つ目は、オンラインサロン。
「雑食系エンジニアサロン」と称した、勝又健太さんが主宰のオンラインサロンがあります。
調べたところ、このサロンは「Web系エンジニアを目指す人に向けた会員制のコミュニティ」であると書かれていました。
一気に堅苦しさがなくなって、自由な感じがするね!
[/word_balloon]色んな会社を経験していく中で、やりたいことを見つけたのかもね。
[/word_balloon]勝又健太さんは、エンジニアとして複数の会社に貢献してきたことを活かし、現在は他のエンジニアに向けて役に立てるような仕事をしているのですね。
2022年現在も会社を維持して活躍されていることから、勝又健太さんはご自身のスタイルで仕事をする「雑食系」な人であることが判明しました。
勝又健太に関する世間の声
世間では、勝又健太さんについてどう思われているのでしょうか?
調べた結果、勝又健太さん著『Web系エンジニアになろう』という本についてコメントしている方が大半でした。
勝又健太さんは、2020年11月に『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう』という本を出版しています。
この本が、エンジニア・エンジニアを目指している人たちに注目されていることがよく分かりますね。
YouTubeやオンラインサロンだけでなく、本を書くことでも、エンジニア関係の人たちを応援したい気持ちが伝わってきました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、勝又健太さんの経歴についてまとめてみました。
時系列にまとめた結果は以下の通りです。
- サイナー株式会社:Google Map APIを使用したサイトの開発等
- 株式会社アクセル:求人サイトの開発やSNSサイトの機能追加等
- 個人事業主:ポリグロット・ソフトウェアとして各種アプリの開発
- GREE株式会社:社内ツールの改修やブラウザ系ソーシャルゲームの開発等
- 個人事業主:「雑食系YouTuber」「雑食系エンジニアサロン」の運営
1つの会社に長く勤めて経験を積むスタイルではなく、半年~2年くらいのスパンで転職しながらスキルアップをしてきた勝又健太さん。
2022年現在、個人事業主としては約8年続いています。
今後も新しいことにチャレンジされるのか、注目したいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。