ドラマや映画、テレビのドキュメンタリーばかりでなく、教育番組でも大活躍している香川照之さん。
その香川照之さんが父子の確執を乗り越え、46歳にして歌舞伎の世界に足を踏み入れたと知った時には「えっ、歌舞伎の家系だったの?」と驚きました。
それと同時に「香川照之さんのお母さんはどんな人なのだろう?」という疑問を持ちました。
私と同じように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は香川照之の母・浜木綿子はどんな人なのか調査してみた結果をお知らせしたいと思います。
どうぞ最後までお読み下さい。
香川照之の母・浜木綿子(はま ゆうこ)のプロフィール
- 本名:香川 阿都子(かがわ あつこ)
- 生年月日:1935年10月31日
- 出身地:東京都
- 血液型:B型
香川照之の母・浜木綿子のこれまでの活躍ぶりについて
浜木綿子さんは宝塚で雪組娘役のトップを努め、退団後は舞台や映画、テレビドラマで大活躍しました。
宝塚での代表作は『恋人よ我に帰れ』、『青い珊瑚礁』『華麗なる千拍子』などです。
またこの時期、在団中にもかかわらず東宝から熱烈なオファーを受け、異例の外部出演をしています。
宝塚退団後は映画・ドラマに多数出演されました。
浜木綿子さんを見て「2時間ドラマに出ていた女優さんだ!」と思い出す方がいらっしゃることでしょう。
浜木綿子さんは1980年代から2000年代前半の長い期間、日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」で2時間ドラマの主演を多く務めました。
「監察医室生亜季子」は超ロングセラーシリーズとして37回も放映され、お茶の間の人気を博しました。
浜木綿子さんは舞台にも数多く出演していらっしゃいます。
1961年から2016年までに出演された舞台数は35本。ほぼ毎年、舞台のお仕事をされており、演出家からの信頼と浜木綿子さんの人気ぶりがうかがえます。
浜木綿子さんの功績に対し、多くの賞が送られています。
- 1962年文化芸術祭奨励賞
- 1973年にはゴールデンアロー賞演劇部門賞
- 2000年紫綬褒章
- 2013年菊田一夫演劇賞
- 2014年旭日小綬章
香川照之と母・浜木綿子の関係性
浜木綿子さんはシングルマザーとして息子を育て上げ、俳優としてチャレンジする息子を応援し続けているそうです。
浜木綿子さんの子育ての様子や発言から、2人の関係性を探ってみましょう。
浜木綿子さんは仕事をしながら息子の香川照之さんを育てました。
浜木綿子さんがシングルマザーになった理由は、香川照之さんの父にあたる市川猿翁さんが浮気し、家を出たことによるものでした。
普通なら裏切りに怒り、恨んだり詰ったりしそうなものですが、浜木綿子さんはテレビに市川猿翁さんが写るたびに「パパは素晴らしい人」と香川照之さんに伝え続けたそうです。
浜木綿子さんが子育てで気をつけていたことは「ちょっと待って」を言わないことでした。忙しい時でも子どもに向き合うようにしたのだそうです。
息子が「父親に捨てられた」と思わないように、そして「自分は親から大切にされている」と安心できるように、気をつけていたのかもしれませんね。
浜木綿子さんは俳優としての香川照之さんについて以下のように発言しています。
「あの人は面白いですね。何をやっても違う役に見える。親としても楽しませてもらっています」
「美男子じゃないのがいい」
ORICON NEWS
香川照之さんが2011年に歌舞伎界に入ることを決心した時には以下のように発言しています。
「驚いたし、怒りもあった」
「今はその気持は薄れて勇気や決断をほめてあげたい。山が高ければ高いほど挑戦したがる子だから」
Sponichi Annex
息子を一人の人間として、また俳優として認め、気持ちや決断を尊重しているのがよくわかります。
浜木綿子さんは香川照之さんの歌舞伎へのチャレンジを聞いた時に「おやりなさい。大変なことはわかっているわね」と背中を押してあげたのだそうです。
- 浜木綿子さんは香川照之さんの気持ちを尊重し、応援している
- 香川照之さんは応援してくれる親に育てられた結果、チャレンジを続け、才能を発揮している
この2つが良い親子関係のポイントと言うことができそうです。
裏切った相手の悪口を一切言わないとは、見上げた母親だな!
[/word_balloon]素敵な親子関係ね
[/word_balloon]香川照之の母に関する世間の声
浜木綿子さんについて世間の人々はどのように感じているのでしょうか。
世間の声を集めてみました。
浜木綿子さんの演じる役柄が世間の人々に愛されているのがわかります。
もう一度ドラマを見たいという声も多いようです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は香川照之の母・浜木綿子はどんな人なのか調査してみた結果、以下のことがわかりました。
- 宝塚では娘役のトップとして活躍し、退団後もテレビ・映画・舞台に出演し続けた
- 子どもの人間性を認める育て方をした結果、息子は俳優として成功、よい親子関係を築いている
- 浜木綿子さんの美しさをたたえ、ドラマの再放送を望む世間の声がある
浜木綿子さんの人生には悲しいことや悔しいことがありましたが、女優としては第一線で活躍し続け、母親としても息子を応援し続けました。
そんな浜木綿子さんの生き方を尊敬する気持ちでいっぱいです。
最近は仕事を控えているということですが、再びドラマで浜木綿子さんと出会えることを期待したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。